押井守監督「私の映画は100人中100人楽しめる映画ばかりじゃない。クソ映画と切り捨てず押井らしさを見つけ出して褒めるべきなんですよ」
- 2023.07.08
- アニメ
1:
「この手の難クセをつけたがる人間は了見が狭いんですよ」映画監督・押井守が語った「映画の観方がものすごく貧しい人」に足りないもの
押井:そうです。100人中100人を喜ばせたいから作る映画もあれば、確信犯的に100人中5人に楽しんでもらえばいい映画を作る場合もある。(ジェームズ・)キャメロンはいつも95パーセントの人を満足させるような映画を作ろうとしていると言っていたけど、わたしはそんなつもりはない。
製作費だってかけたほうが偉いとか傑作になるわけじゃない。50万円で作った映画でも傑作は傑作ですから。つまり、みなさんがダメという判断を下した作品にも押井守らしさはちゃんとある。だってわたしが作っているんですから。そういうのを見つけ出して褒めるべきだと思うんですよ。
――あ、判りました。『28 1/2妄想の巨人』(2010)を観たときそう思いました。短い作品なのに、無駄なシーンが多くって押井さんらしいって(笑)。
押井:そう、そういうことです。こういう評論に関する問題は、映画よりもゲーム界隈でよく起きる。ゲームにはクソゲーと神ゲーしかない。それしかないの。この前初めて「優ゲー」という言葉を見たけど、一般的じゃない。
評価がそのふたつしかないもんだから、神ゲーのレベルは下がりまくり。神ゲーと呼べるものは年に1本あればいい。映画と一緒です。『ブレードランナー』(1982)が毎年あったらおかしいということです。
逆に言うとクソゲーは、それこそ山のようにある。何をもってクソゲーと言っているのか、その基準も人それぞれ。そもそもゲームにすらなってないというレベルから、気持ちは判らんでもないけどというレベル、さらには何を考えてこれを作ったのか理解できないというのもある。
クソゲーにもいろんなレベルがあるにもかかわらず、ひとまとめに「クソゲー」。一方、少しいいじゃんとなると、すぐに「神ゲー」ですよ。
https://bunshun.jp/articles/-/63091?page=3
押井:そうです。100人中100人を喜ばせたいから作る映画もあれば、確信犯的に100人中5人に楽しんでもらえばいい映画を作る場合もある。(ジェームズ・)キャメロンはいつも95パーセントの人を満足させるような映画を作ろうとしていると言っていたけど、わたしはそんなつもりはない。
製作費だってかけたほうが偉いとか傑作になるわけじゃない。50万円で作った映画でも傑作は傑作ですから。つまり、みなさんがダメという判断を下した作品にも押井守らしさはちゃんとある。だってわたしが作っているんですから。そういうのを見つけ出して褒めるべきだと思うんですよ。
――あ、判りました。『28 1/2妄想の巨人』(2010)を観たときそう思いました。短い作品なのに、無駄なシーンが多くって押井さんらしいって(笑)。
押井:そう、そういうことです。こういう評論に関する問題は、映画よりもゲーム界隈でよく起きる。ゲームにはクソゲーと神ゲーしかない。それしかないの。この前初めて「優ゲー」という言葉を見たけど、一般的じゃない。
評価がそのふたつしかないもんだから、神ゲーのレベルは下がりまくり。神ゲーと呼べるものは年に1本あればいい。映画と一緒です。『ブレードランナー』(1982)が毎年あったらおかしいということです。
逆に言うとクソゲーは、それこそ山のようにある。何をもってクソゲーと言っているのか、その基準も人それぞれ。そもそもゲームにすらなってないというレベルから、気持ちは判らんでもないけどというレベル、さらには何を考えてこれを作ったのか理解できないというのもある。
クソゲーにもいろんなレベルがあるにもかかわらず、ひとまとめに「クソゲー」。一方、少しいいじゃんとなると、すぐに「神ゲー」ですよ。
https://bunshun.jp/articles/-/63091?page=3
21:
100人中5人くらいしか楽しめない人
23:
言い訳するようじゃ終わってる
25:
クソ映画マニアのほうが作品に真摯に向き合うしな
26:
商業的に失敗したらダメだろ
27:
クソみたいな言い訳
29:
まあ海外の映画監督に影響を与えてることは否定できないから
仕方ない
仕方ない
30:
そんな事言ってるからNetflixに企画持ち込んで門前払いされるんですよ
31:
攻殻とパトレイパーとうる星やつら以外駄作しか作ってない
32:
攻殻機動隊、イノセンス、ビューティフルドリーマーは面白かった
スカイ・クロラは分からなかった
スカイ・クロラは分からなかった
33:
意外と俗っぽい事言うね
34:
アニメオタクなんてジャンプアニメゲームしか教養がない奴ばっかだからな
まともな評論文化育ってないから作品の見方が狭い
まともな評論文化育ってないから作品の見方が狭い
35:
本人的にはスカイ・クロラが最高の出来らしい
37:
イノセンスやスカイ・クロラあたりになると誰も良かったと褒めないからな
押井ファンからすら押井だなーと言われてる
押井ファンからすら押井だなーと言われてる
36:
こんな泣き声言い出したらもう終わりよ
隠居してお茶でも飲んでな
隠居してお茶でも飲んでな
38:
それは何回も100人中100人楽しませる映画を作った人が言えるセリフでは
39:
めんどくさ。お前のご機嫌取るために映画見てるわけじゃねー
45:
これぞ押井節
44:
金の動く見世物として出す以上は責任とれよ
46:
進撃の巨人は5人に喜んでもらえたらいい路線に切り替えたら人気は落ちたが熱狂的なファンを獲得した
しかし最後の最後でひよって万人受け目指した結果中途半端になった
しかし最後の最後でひよって万人受け目指した結果中途半端になった
51:
>>46
進撃の巨人は十分にエンタメしてくれたよ
押井にも漫画とアニメ全部観せて
感想を述べさせたいくらい
進撃の巨人は十分にエンタメしてくれたよ
押井にも漫画とアニメ全部観せて
感想を述べさせたいくらい
48:
造り手がそれ言うのは負けやろ
57:
別にテーマやなんやらは構わないんだが純粋に実写は完成度が低いんだよ
59:
娯楽として映画観てんのに何でそんな事しなくちゃならないんだよ
61:
商業に乗せてる以上は責任を客に求めちゃダメ
66:
良かった探しするために映画見てるわけじゃないし
86:
>短い作品なのに、無駄なシーンが多くって押井さんらしい
さらっと酷いこと言ってるけど合ってるw
さらっと酷いこと言ってるけど合ってるw
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コメント(44件)
コメントをどうぞ
ルミコに言うてるのか?
100人中5人しか楽しめないモノなんて逆に少なくないか?
それなりの経験と実績ある人が作ったモノならなおさらの事。
そういう人が、あえて尖った作品作ろうとしても無意識のうちに無難な作風になりそうな気がするが。
そういう意識自体は良い事なのかもしれないけど
映画系ってこの手のダサい言い訳する人が多い気がする
原作が悪かったとか予算が少なかったとか商業的ではないかもとか漫画とかと比べて逃げ道が多いんだよな
そこで富野由悠季ですよw
押井は逃げてるわけじゃないぞ
最初から作品づくりも発言も一貫したスタンスだから
出資者だって承知の上
外野がとやかく文句を付ける事じゃないと言ってる
押井さんのファンが言ってるのかと勘違いしてしまうな
まさかのクリエイター本人が言ってるとか恥ずかしくないんか
歳いってから変わったわけじゃなく
若い時からまったく変わらない態度と言い方なのが草
そこに痺れる憧れる
全然成長してないって事じゃん
痺れる憧れるは勝手だが真似はせん方がいいぞ
余計なお世話やわw
余計文句言われるだけだろ
まあ知ってる
女の言う「男の器」っていうのはゴミ箱なんだよってコピペ思い出した
ワイ「私の価値は100人中100人がわかる物では無い。クソ社員と切り捨てず私らしさを見つけ出して褒めるべきなんですよ」
「これ一般には受けないだろうな・・・」と思いながら楽しませてもらってます
まぁそれはその通りではある
全員を満足させる作品ばかり作ってるわけじゃない⇽わかる
つまんないかもしれないけどそこから私の良さを見つけて褒めろ⇽?
名前だけで商業的には回収できてるんだから好きにしたらええよね
特に現在のウクライナを見てると新しい押井作品を見たい人増えてるんじゃないか?
スカイクロラからアニメ映画の監督作品がないのが悲しすぎる、押井監督で素子とバトーの物語がもう一度見たい。
天使のたまごを見た客に同じセリフを言ってみろ!
当時から同じこと言ってたぞw
まあ俺は天使のたまご滅茶楽しめた5%側の人間ではあるが。勢いで絵コンテ集とthe Art ofと絵本も買っちまったしw
進撃全く関係ないやろ
何なら万人受け(馬鹿向け)を最初から最後まで貫いてただけやろがい
この理論が通るなら駄作って存在しなくなるよな
実際に駄作と呼ばれるものは手抜きややる気がないものだけで情熱を持って作られて1人でも感銘を与えられるものには存在しないと思ってるわ、商業的な失敗云々はともあれ
最初に言ってることは理解するけど最後の褒めろはダサい
批判されてもコレが俺のやり方だからで突き通す方がかっこいいよ
クソ映画として切り捨てられた結果、見る人が減って
褒めるのは信者だけになったから結果として良くなったぞ
でんでん現象やんけ
常にこんな気持ちで映画作ってたら成長しないでしょ
まるで自分の映画がわかる人は才能があるみたいな言い方だな
人それをクソ映画と言う
ガルムウォーズはマジで酷かった
天使のたまごもな。
でも押井さん、あなた映画レビューの時は作り手が気の毒になるほどボロっカスにこき下ろしますよねえ?
押井は予算を与えれば与えるほど作品がゴミ化していく。
逆に短期で小予算少数スタッフで
「利益を出せ」と無茶ぶりすると
高確率で期待に応えてくれる法則を
アニメ業界は有効活用するべきたと思うの。
気付いたらワンピの押井映画がトップで好きになってたわ
ワンピとは認めたくないけどあの雰囲気は好き
細田守やんけ
押切蓮介が言ってんのかと思ってうんうんせやなって思ってたら違ったわ
自分が努力しないのに他人に努力を求めるな
パト2は首謀者から動機が聞きたかったな
けどそれ、どこの誰が制作したって言えるような口上じゃね
それこそ押井だから発せられるメッセージ性じゃないじゃん
お前らしさとか知らねえよ
それに事を面白くないって言ってるんだが?
なに当たり前のことを偉そうに。
万人ウケするもんがあるわきゃねーだろ。
それこそ二極化とか認知の歪みでしかない。
わざわざ押井を見に行って難癖つけるやつに苦言を呈するのはおかしいでしょ
別にジャンプの売れ線を俺にやらせろって言って無理やりアニメ化してるわけでも無いんだし
そもそも押井より功績や、未だに語られる作品を残してる人物の方が少ないわけで
障害者のsyamuみたいなこと言ってんね
『ぶらどらぶ』はクソだったよ
旧うる星のダメな部分を煮詰めたようなでき